元町公園「フリーステージ」最終日にあたる8/10（水）は残念ながら、雨のため中止になりましたが、おかげさまで芸術祭は大きな事故もなく、無事閉幕のときを迎えることができました。ご来場いただいたお客様、関係者の皆様に感謝いたします。出演していただいたアーティストの皆様、ありがとうございます。そして、芸術祭スタッフの皆さん、お疲れ様でした！ 原発事故をきっかけに、一時は芸術祭の実施そのものが危ぶまれるほどのハードな状況を経験しました。これを乗り越えてかつ成長できたのも、皆さん一人ひとりの貢献のおかげです。
8月に行われた芸術祭のイベントにおける観客動員数は、のべ30,320人。6月のオープニングライブツアーなどを含めると、通算32,820人でした。これはいずれも、過去最高の数字となります。
新聞報道などでもありましたとおり、中止になった最終日には、スタッフや出店者の労をねぎらう意味も含めて、「スタッフコンサート」を実施しました。ご承知のとおり、多くのスタッフは業務にあたって「フリーステージ」を見ることができないのですが、この日ばかりは、アーティストの協力も得て、芸術祭の音楽を間近に楽しむ機会を得ることができました。
次回、第005回という節目にあたる2012年に向けて、これから準備を進めてまいります。主催者である一般社団法人WMDFは、反省点を活かし、組織の陣容を整え、新しいアーティストを迎えて、より興奮できるフェスティバルにするため、努力してまいります。また、周辺住民の皆様方にもご理解を得られるよう、違法駐車の対策などをさらに徹底します。加えて、お帰りバスや市電など、ご来場の皆様には、公共交通機関を利用してお楽しみいただけるような施策も念頭に置いています（「もぐもぐフェスティバル」を、気兼ねなく楽しむためにも！）。
最後に、市民スポンサーの皆様に厚くお礼を申し上げます。この芸術祭が「フリーステージ」として継続できますのも、皆様方の力によるところが大きいです。この芸術祭は、市民一人ひとりの貢献によって成り立っています。今回、第004回のスポンサーパスから、裏面にシールを貼るという取り組みをさせていただきました。次回、第005回では、「皆勤賞の方にはさらに特別なプログラム」などを用意して、皆様方にお楽しみいただきたいと思っています。
これからも、芸術祭に変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
なお、より多くの情報は、芸術祭スタッフブログ、そして、一例として、ハコダテ150+といった市民の皆さんによるブログをご覧ください。もちろん、この芸術祭サイト「新着情報」でも、随時ご紹介してまいります。
